令和元年の屋上緑化、前年比2割増

 国土交通省はこのほど、令和元年(2019年)の「全国屋上・壁面緑化施工実績調査」結果を発表した。調査対象は全国の造園建設会社、総合建設会社、屋上・壁面緑化関連資材メーカーなど539社。回答数は276社。調査は19年11月~20年1月に実施した。

 同年の屋上緑化の施工面積は約19.7haと、前年を約3.2ha(19.3%)上回った。新型コロナウイルス感染症を想定した「新しい生活様式」におけるソーシャルディスタンスを考慮して、約5万7,000人分に相当する。壁面緑化の施工面積は約7.5ha(前年比約2.5ha増)。

 屋上緑化の建物用途別施工面積割合は「工場・倉庫・車庫」(24.9%)が最も大きく、過去最高となった。次点は「商業施設」(18.1%)。

 壁面緑化の建物用途別施工面積割合は、「その他サービス・娯楽施設」(8.8%)が割合、施工面積(6,598平方メートル)とも過去最高を記録した。この区分の大部分を占めるのはホテル等の宿泊施設で、近年のインバウンド需要を見越して、外壁やエントランスなどで壁面を緑化した事例の増加がみられた。

 調査を開始した00年から20年間の累計施工面積は、屋上緑化は約537ha、壁面緑化は約103haとなった。